適応障害と向き合って

ストレスフリーな生活を目指すエンジニアの活動日記。

復職後1年が経って何が変わったのか・・・

こんにちわ。ロコです。

久しぶりにブログを書いてみようと思って、戻ってきました。

 

なぜ書こうと思ったのか・・・。それは復職して1年が経ち、ふと考え方がどう変わったのか単純に比較してみたくなったからです。

 

では比較をしていきましょう。とその前に、私の一年間の出来事を簡単に伝えたいと思います。どのように1年間を過ごしてきたのか、このブログを見ている方は興味があるのではないでしょうか。

 

【~3か月】

まず復帰直後から3か月ぐらいは、正直本当に苦しかったです。頭が働かない、とくに記憶力が0。文章も全く読めない、整理できない。つまり脳が物事を整理して記憶倉庫に入れる作業ができない状況にあったのだと思われます。

また、記憶できないから思い出して想像して意見を言うこともできない。つまり会議に参加してもダンマリになってしまうわけです。またこれが辛いし、焦る。なぜなら、”意見を言わない=使い物にならない”だからです。

では自分はそんな時、どうしたか。ハイスペックな仕事と結果を捨てて、とにかく目の前の仕事を雑用だろうがなんだろうがやりました。出世はできないかも・・・と思いつつ。それが現実なのですから。

 

【3~6か月】

3か月後からは少しずつですが、頭が働くようになってきました。でも昔の1/5程度でしょうか。正直評価はされない仕事ばかりで泣きそうでした。モチベーションも上がらない。何を支えに頑張れたのか?今でも分かりません。家族のために必死だったとしか言いようがありません。

 

【6~9か月】

雑用にも慣れてきて、他の仕事も任されるようになりましたが、ここで悪魔のささやき ”こんなレベルの仕事で本当にいいのか?辞めた方がいいのでは?” が頭の中でぐるぐる回るようになります。年下の上司から腫れ物扱いされながら雑用仕事を振られるのは耐え難く・・・。やりがいがあるとか、自分の希望していた仕事ができるとかであればいいのですが、全く当てはまらない仕事ばかりで、これはいじめか?と思うぐらい悩んでいました。

 

【9~12か月】

残業を45h以上ずっと続けていましたので、少し疲れてきています。相変わらず仕事はつまらなく・・・。精神状態は不安定ですが、なるべく無理をしないようにして乗り切っていました。ただ、少しだけ周りの人とも交流ができたおかげで、飛躍的に仕事の効率が上がりました。申請書はどこにあるのか?システムはどのように扱えばいいのか?等々会社特有のことって聞かなければ分からないですからね。ほんと人脈って大事ですね。

 

簡単に1年の経過をまとめてみました。とにかく辛かったとしか言いようがありません。でも思ったのは辛いからこそ、ちょっとした幸せが強調されるということもわかりました。感情をうまくコントロールすることで幸せを大きく感じられるようになるのかもしれません。

 

まとめ・・・1年経ってどう変わったのか?

 精神面:不安定さは治らない。でも少しだけ気持ちを客観的に見つめられるようになり、落ち着くのを待つようになった。

 体力面:疲れているため、下降気味。体を動かすのが億劫になってきています。

 知力面:記憶力はなかなか戻りません。大きくダメージを受けてしまったようです。今もストレスでダメージを受け続けていますので、余裕ができなければ戻ることはないかもしれません。引退後急激に治るかもしれません。

 仕事面:雑用がメイン。少しは慣れてきた。

 総括:能力が元に戻ることはないかもしれない。今の能力でなんとか仕事をこなす方法を覚え、対応する必要あり。

 

いかがでしたでしょうか。結局のところ、昔みたいに仕事をバリバリやることはできないと思っています。つまり人生の妥協をする必要があり、それを受け入れるために感情をコントロールする技術を身につけなければなりません。

このブログが同じような境遇の方の幸せになるヒントになれば幸いです。

ではでは。