適応障害と向き合って

ストレスフリーな生活を目指すエンジニアの活動日記。

20代、30代、40代の転職を経験して思ったこと。

こんにちわ。ロコです。

 

転職って大変ですよね。非常にエネルギーを使います。それでも私は40代でやりたいことに近づくために転職に踏み切ったわけです。が、結果としてうまく適応できず、休職してしまいました。f:id:yk76:20180821214333j:plain

実は20代、30代でも転職した経験があったため、すぐに馴染めるだろうと安易に思っておりました。しかーし、現実は甘くありませんでした。40代の中途採用者に求められるものはとにかくハードルが高い!!今回は20代、30代、40代で転職してみて何が違ったのか、感想をお伝えしたいと思います。

1.私のスペック

大学卒業後、エンジニアとして上場企業に入社し、製品開発に従事。その後転職を繰り返して40代まで一貫して製品開発に関わってきました。

2.20代の転職時の感想

・仕事のテーマは降りてきてくるため、中途で入っても特に悩む必要はない

・自分の業務テリトリーは狭いため、ある程度自由に仕事を進めることができる

・中途でも失敗が許される

・中途でも知らないで許される

・誰にでも気を遣わず質問できる年代

転職してもまだ若いので、とにかく与えられた業務に真剣に取り組める歳だったなぁというのが一番の感想。会社の仕組みなど全く知らなかったため、気を遣わなければならない所もスルーできていたのかもしれません。

3.30代の転職時の感想

・仕事のテーマは上司と共に考える

・他部署や外注との交渉術は求められるが、上司のフォローがある

・中途でも最初の失敗は許される

・知らないは許されないが、専門性が高い場合は許される

・上司への質問は気を遣わずできる年代

ここでいう30代の転職は30代前半になります。ある程度自分で業務を進める必要がありますが、会社としてはまだ若手扱いのため、上司のフォローを受けることができるというのが感想。つまり、ストレスが多少分散されていた気がします。

4.40代の転職時の感想

・仕事のテーマは自分で作る

・他部署、外注との交渉全ては自分で決める

・失敗は許されない

・知らないは許されない

・質問はしづらい

40代前半の転職です。全く会社内の事を知らないにも関わらず、入ってすぐに結果を求められるというのが感想。マネージメントスキルも求められるため、以外にハードル高いです。個人的には人間関係が良好で馴染むまでフォローがない限り、通常の人は潰れると思います。

5.20代、30代、40代の転職を比較して

下記表にまとめてみました。やはり、経験から圧倒的に30代と40代での転職に求められる能力には大きな差がありました。

項目 20代 30代 40代
求められるスキル
責任
失敗後のダメージ
馴染むのに要するエネルギー
注目度

6.まとめ

この結果は、20代、30代での仕事に対する取り組みが、40代で大きな差となって出てくることを意味しています。40代で花開かせたい人は長期戦で気を緩めず40代まで頑張ってください。また、40代で転職を検討されている方、お気づきだと思いますが、自分の思っている以上に求められる能力は高いです。自分の思っている能力×2で考えて下さい。今回の感想が皆様の幸せな人生に少しでも役立てれればと思います。ではでは。